「吸うやつ」ことToyCod Taraシリーズの中で、Tara Xは立ち位置がいちばん誤解されているモデルだと思う。Xは上位版ではない。本体の機能は基本形のままで、変わったのは「操作を手元から離せる」ことだけ。だからこそ、刺さる人にはXしかない、という選び方になる。
タクです。グッズは数え切れないくらい調べて使ってきた。Taraはシリーズ全種の比較で仕様を整理したが、この記事ではTara X単品に絞って、「どんな人の正解なのか」を分岐まで落とし込む。なお女性向けデバイスなので、使用感の一人称レビューはしない。仕様と選び方の話だ。
Tara Xの正体。機能表で見る
| 項目 | Tara X | 基準点(Tara 2代目) |
|---|---|---|
| 刺激 | 吸引+振動(基本形と同等) | 吸引+振動(強化版) |
| 操作 | ワイヤレスリモコン(約10m) | 本体ボタン |
| 使う場面 | 二人で使う・操作を相手に委ねる | 一人で完結 |
| 価格帯 | 数千円級(現行価格は商品ページで確認) | 数千円級 |
| 在庫・価格 | Tara Xを見る | Tara 2代目を見る |
つまりXの価値は「約10mのリモコン」ただ一点に集約される。ここに価値を感じない使い方なら、素直に2代目でいい。逆に、二人で使う前提なら、本体ボタンをその都度触る2代目は現実的でなく、Xの一点が全てになる。
分岐点。X・2代目・X2代目はここで分かれる
結論だけ知りたい人へ
・一人で使う=Tara 2代目。基本形の強化版で、Xのリモコンは持ち腐れになる
・同じ空間で二人で使う=Tara X。約10mのリモコンはこのためにある
・離れた場所から(遠距離)=Tara X2代目。アプリでネット越しに操作でき、加熱もつく(遠隔比較の記事でも遠距離ならこれ一択とした)
「二人で使う」でTara Xに決まった人へ
正規販売元で商品名「Tara X」を確認。「X2代目(遠隔版)」とは別物なので、表記をそのまま照合してほしい。
間違えやすいのは「XのほうがX2代目より名前が短いから下位」でも「リモコンよりアプリが常に上」でもないこと。同じ部屋で使うならアプリより物理リモコンのほうが速くて確実だ。スマホを開いてアプリを立ち上げる動作は、その場の空気を一回切る。遠距離でないならXの物理リモコンに分がある。
二人で使う前提の、現実的な注意点3つ
- 約10mは「見通し」の数字。壁や扉を挟む使い方は想定しないほうがいい。同じ空間で使う分には十分すぎる距離だ
- 音の問題は事前に確認。静音設計の世代とはいえ無音ではない。生活環境によっては、テレビや音楽と一緒に使うくらいの想定でいたほうが現実的だ
- 主導権の渡し方を決めておく。操作を委ねられるのがXの価値だが、強弱の合図は先に決めておかないと、ただのストレスになる。道具は関係の代わりをしてくれない
あとは道具として当たり前の話だが、使用後の手入れで寿命が決まる。防水等級の範囲で洗って(洗い方の記事)、吸引の弱まりを感じたら買い替えサインの記事の基準で判断してほしい。
迷いが消えたなら、Tara Xの現行価格・在庫を確認する
シリーズの取り違えに注意。「X」と「X2代目」は別物なので、商品名の表記をそのまま確認してほしい。
よくある質問
プレゼントにするならXと2代目どちらですか。
一緒に使う前提で渡すならX、相手が一人で使うものとして贈るなら2代目。シリーズ比較の記事でも書いたが、用途が決まれば機種は自動で決まる。
リモコンの電池はどうなっていますか。
世代・ロットで仕様が変わる部分なので、商品ページの記載を確認してほしい。本体側が充電式なのはシリーズ共通だ。
Xを一人で使うのはナシですか。
ナシではないが、手元で本体を操作できる状況ならリモコンの価値は出ない。同じ予算なら刺激が強化された2代目のほうが満足度は高いはずだ。
まとめ。Xは「機能」でなく「距離」を買うモデル
Tara Xは、刺激のスペックを買うモデルではない。操作と本体のあいだの「距離」を買うモデルだ。二人で使う場面がある人には代わりが利かず、一人で完結する人には過剰装備。この一点だけ判断すれば、Xを買って後悔することはまずない。シリーズ全体から選び直したい人は全種比較の記事へどうぞ。
【追記】Tara Xを買う場所で迷うなら、Taraはどこで買うかの記事へ。正規販売店・メーカー公式・モールを価格と保証で並べている。
