注文ボタンを押した後、何がどの順番で起きるのか。ラブドールの通販は金額が大きいうえに受注生産が基本なので、「今どの段階なのか分からない」こと自体が不安になる。俺も1体目のときは、発送メールが来るまで毎日そわそわしていた。
タクです。ラブドール歴6年、乗り換え含めて3体、全部通販で迎えてきた。この記事では、注文から玄関までの全工程を時系列で並べて、各段階の「普通」と「やっておくこと」をまとめる。全体像が見えれば、待ち時間は不安ではなくただの準備期間になる。
この記事にたどり着いた人は、たぶん2通りいる
・まだ注文前で、どの店で買うか迷っている人
・もう注文済みで、いつ届くか・何が起きるかを調べている人
注文済みの人はこのまま読み進めれば、今どの段階かが分かる。まだ注文前なら、そもそも「届くまで」で不安が出る店を選ばないのが一番の対策だ。納期がページに明記され、無地梱包・出荷前写真の照合に対応した店を選べば、ここに書く不安の半分は先に消える。店の選び方は販売店の選び方の記事にまとめた。
全体の流れ。受注生産は5段階で進む
| 段階 | 起きること | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 1. 注文・入金確認 | 店が注文内容(モデル・肌色・オプション)を確定して工場に発注 | 数日 |
| 2. 製作 | 工場で製作。ここが納期の本体で、素材とメーカーで大きく変わる(TPEは短め・シリコンは長め) | 数週間〜(モデルと店による) |
| 3. 出荷前写真の確認 | 完成した実物の写真が届き、注文どおりか照合してから出荷承認。対応店のみ | 数日(返信の早さ次第) |
| 4. 国際輸送・通関 | 海外工場から日本へ。天候・通関で前後する | 数日〜1週間程度 |
| 5. 国内配送 | 国内の配送会社に引き継がれて手元へ。時間帯指定や営業所留めはここで効く | 数日 |
なお在庫のある即納品は2と3が丸ごと飛ぶので、注文から1週間前後で届く場合もある。そのかわり出荷前写真の照合ができない即納特有のトレードオフがある(出荷前写真の記事で書いた)。納期の正確な数字は必ず商品ページの表記で確認してほしい。ここで大事なのは数字より「どの段階で止まっているかを把握できること」だ。
梱包の実際。「無地のデカい箱」で来る
まともな店なら、梱包は無地の強化ダンボールで、品名からも外観からも中身は分からないようにして送られてくる。俺の3体もすべてそうだった。この点の不安は、正規店で買う限りほぼ杞憂だ。
ただし、だ。中身は分からなくても、箱そのものはとにかく大きい。フルサイズなら人がひとり入るサイズの箱が玄関に来る。「中身がバレない」と「箱の存在感を隠せる」は別問題で、同居家族がいる人はここが本当の勝負所になる。対策の全体像はバレない買い方の記事にまとめてある。
受け取り方の選択肢
- 自宅受け取り+時間帯指定。一人暮らしならこれで完結する。確実に在宅できる時間帯を指定して、玄関から自室までの動線を先に確保しておく
- 営業所留め。同居家族がいる場合の定番。対応の可否と受け取り期限は店・配送会社によるので、注文時に確認する。ただし巨大な箱を営業所から自力で運ぶ手段(車があるか)まで考えておくこと
- 不在票対策。受け取り損ねると再配達のやり取りが増えて、それだけ人目に触れる機会も増える。初回で確実に受け取るのがいちばんバレにくい
営業所留めの可否・配送会社・時間帯指定の扱いは、店ごとに違う。注文前に決めておきたい人は、対応状況を先に確認しておくといい。
→ Yourdoll公式で配送・受け取りの条件を確認する
待っている間にやっておくこと3つ
- 置き場所と保管方法を確定させる。届いてから考えるのでは遅い。立たせるか寝かせるか吊るすか、直射日光を避けられるかまで含めて保管の記事で先に設計しておく
- 開封と移動のシミュレーション。箱から出す作業は思った以上に体力を使う。20〜30kg級を抱えて動かす前提で、開封する部屋と動線を決めておく(重さの現実はサイズの記事)
- 受け取り日の「一人の時間」を確保する。開封・検品・移動まで含めて、誰にも急かされない数時間を用意しておくと全部が楽になる
ちなみに届いた後の箱は、すぐ捨てずにしばらく取っておくことを勧める。初期不良の連絡になった場合、輸送に耐える箱はそれしかない。
まだ店を決めていないなら、納期表記が明確で無地梱包・出荷前写真に対応した店から選ぶ
各商品ページに納期の目安が記載されている。受け取り方法の相談は注文前にサポートへ。
よくある質問
表記の納期を過ぎています。問い合わせていいですか。
遠慮なく問い合わせていい。受注生産は工場の混み具合で普通に前後するが、「今どの段階か」を確認するのは客として当然の権利だ。まともな店なら段階を答えてくれる。答えない店なら、それが店の実力だ。
配達員に中身は分かりますか。
品名は「雑貨」などにされるのが一般的で、伝票から中身は分からない。ただ大型で重い荷物なのは事実なので、気になるなら営業所留めが精神的に楽だ。
家族が先に受け取ってしまいそうで怖いです。
営業所留め一択だ。自宅受け取りで賭けに出る必要はない。受け取り手段まで含めた対策はバレない買い方の記事で全部書いた。
開封時に気をつけることはありますか。
刃物で開けるとき、テープの下まで刃を入れないこと。中身は柔らかい素材だ。あとは検品(顔・指先・関節・付属品)を、箱を捨てる前に済ませること。
まとめ。全体像が見えれば、待ち時間は準備期間になる
注文から玄関まで、受注生産なら5段階。納期の本体は製作期間で、そこはモデルと店で決まる。梱包は無地で中身は分からないが、箱はデカい。だから受け取り方と置き場所だけは、届く前に決めておく。この段取りさえ組めば、あとは工場が作ってくれるのを楽しみに待つだけだ。3体迎えてきた俺の経験上、いちばん幸せな待ち方はこれだと思う。
