基礎知識

ラブドールって何に使うの?に6年の所有者が正直に答える。買う前の想像と、買った後の現実

「ラブドールって、結局何に使うの」。この質問、検索するのも聞くのも気まずいと思う。だから所有者が正直に答える。答えは想像より幅が広くて、しかも買った後に変わっていく。俺自身、6年で用途の割合がまるで変わった。

タクです。ラブドール歴6年、乗り換え含めて3体目。ラブドールが何なのか(素材や仕組み)は基礎の記事に書いたので、この記事は「で、実際どう使われてるの」だけに答える。きれいごとも、逆に煽りもなしで。

用途は大きく4つ。全部が「アリ」

用途中身俺の実感
①性的な用途本来の設計目的。ここを目当てに買う人が入口としては多い正直に言えば俺の入口もここだった。ただ6年経つと、これは用途の一部でしかなくなる
②同居の気配添い寝、部屋に誰かがいる感覚。一人暮らしの静けさが変わるいま一番大きいのはこれ。帰宅した部屋に「いる」ことの効果は、買う前には想像できていなかった
③観賞・撮影造形として眺める、コスプレや写真の被写体にする造形のレベルが上がった今、この目的で買う人が増えているのは納得している
④衣装と手入れの趣味服を選ぶ、髪を整える、手入れをする時間そのもの意外かもしれないが、世話の時間は面倒でもあり、生活のリズムでもある

どれが正しい使い方、という話ではない。メーカーも販売店も、いまはこの4つ全部を前提に作っている。だから「性的な目的だけじゃないけど買っていいのか」という遠慮も、「そういう目的で買うのは後ろめたい」という気まずさも、どちらも要らない。

買う前の想像と、買った後の現実

6年やって分かったのは、用途は固定ではなく移動するということだ。俺の場合、入口は①だったが、数ヶ月で②の比重が逆転した。理由は単純で、①は使う時間が限られるのに対して、②は部屋にいる時間の全部に効くからだ。夜中に帰ってきて電気をつけた時、そこに「いる」。この感覚の説明は難しいが、長く持っている人ほど同じことを言う。

逆に、①だけを目的に買うと、たぶん期待とズレる。それが目的なら正直、ドールより手前の選択肢(グッズ)で足りることも多い。ドールの本体価格と手入れ保管の手間は、②〜④まで含めて初めて釣り合う投資だと俺は思っている。

「寂しい人が買うもの」なのか

この偏見には正面から答えておきたい。俺の答えは「静けさに対策を打った人が買うもの」だ。一人の部屋の静けさは、誰にでもある。それを放置する人と、何かで埋める人がいるだけで、埋める手段が酒でもゲームでもドールでも、構造は同じだと思っている。少なくとも俺は、1体目で20万円の失敗をして(その話)、それでも6年続けている。後悔したのは買い方であって、買ったことではない。

結論だけ知りたい人へ

・用途は①性的②同居の気配③観賞・撮影④世話の趣味の4つ。全部正当
・長く持つほど②の比重が増えるのが所有者あるある。①だけ目的ならグッズで足りることも多い
・検討を進めるなら初心者の決める順番5ステップ

どんなドールがあるのか、まず眺めてみるなら

Yourdoll公式サイト

買う前提でなくていい。リアル系からアニメ系まで、いまの造形レベルを見るだけで検討の解像度が変わる。

よくある質問

彼女や妻がいる人も買いますか。

いる。③観賞・撮影や④趣味の側から入る人は、パートナーの有無と関係がない。ただし同居人がいる場合、保管と説明の問題は先に考えておくべきだ。

飽きたらどうなりますか。

用途が①だけだと飽きる可能性は高い。②〜④に広がった人は、飽きるというより生活の一部になる。手放す時の選択肢も含めて、出口があることは知っておいていい。

サイズで用途は変わりますか。

変わる。等身大は②の気配が最強だが扱いは重い(150cmの記事)。小さめは③④が軽快になる。用途の優先順位が決まると、サイズも自然に決まる。

まとめ。「何に使うか」は買った人が決めていい

ラブドールの用途は4つあって、どれも正当で、そして所有しているうちに割合が変わっていく。買う前に必要なのは、正しい用途を選ぶことではなく、自分がどれを一番求めているかを正直に言語化することだ。それができたら、次は決める順番の5ステップへ進んでほしい。