エルフ耳のラブドールが欲しい。角の生えたサキュバス系がいい。そう思って検索すると、普通のラブドール以上に情報が散らばっていて、どこで何を買えばいいのかまず分からない。エルフ耳は「そういうヘッドを買う」のか「耳だけ後付けする」のか。魔族っぽいドールは、どのメーカーが作っているのか。
タクです。ラブドール歴6年、乗り換え含めて3体目。正直に書くと、俺が使ってきたのはリアル系で、ファンタジー系は非所有だ。ただ、このジャンルは調べれば調べるほど「知らないと遠回りする構造」をしていたので、素材と店選びで6年失敗してきた目線で、買い方を3つのルートに整理した。
先に結論。ファンタジー系の入手ルートは3つ
- ルート①:エルフ耳ヘッドのあるメーカーから選ぶ。ElsaBabe・EXDOLL・SHEDOLL・SEDOLL・GUAVADOLLなど、複数のメーカーがエルフ耳造形のヘッドを出している。一番王道で、仕上がりも自然
- ルート②:魔族・サキュバス系なら「魔族人形」ことMOZU DOLL。ブランド名自体が中国語で「魔族」の意味で、角付きヘッドの魔族デザインがこのジャンルの本丸
- ルート③:手持ちのドールにエルフ耳パーツを後付けする。模型・ドール系ショップでソフビ製の耳パーツが売られている。一番安いが、一番注意点が多い
それぞれの中身と注意点を順番に見ていく。
ルート①エルフ耳ヘッド。「耳は造形の一部」が基本
まず知っておきたいのは、エルフ耳のドールは「普通のドールに耳を付けたもの」ではなく、最初から耳込みで造形されたヘッドとして売られているのが基本ということ。耳の付け根が自然につながっていて、これが後付けパーツとの決定的な差になる。
展開しているメーカーは意外と多い。アニメ系シリコンヘッドのElsaBabe、シリコンの造形に定評のあるEXDOLL(ELF耳つきヘッドあり)、SHEDOLL・SEDOLL・GUAVADOLLなど。アニメ系の柱記事で書いたAotumeやMOZUにもエルフ系の顔立ちはある。つまり「エルフ耳」は一部の変わり者メーカーの遊びではなく、主要メーカーが普通に用意しているカテゴリだ。恥ずかしがって遠回りする必要はない。
選ぶときの目の付け所は2つ。①ヘッド素材(シリコンは造形がシャープでエルフの長い耳が映える。ソフビはアニメ寄りの顔と好相性。素材の基本はここ)②耳の長さと角度は商品写真を横から見て確認する。正面写真だけだと、耳の主張がどれくらいか分からない。
ルート②魔族・サキュバス系。「魔族人形」MOZU DOLLが本丸
角・魔族・サキュバスの方向で探すと、必ず行き着くのがMOZU DOLL。検索で見かける「魔族人形」はこのブランドの看板で、MOZUという名前自体が中国語の「魔族」から来ている。角付きのヘッド、異世界感のあるキャラクターデザイン、そして届いた時点で衣装が付属するのが特徴だ。ファンタジー衣装を自分で探す手間が省けるのは、このジャンルでは地味に大きい。
スペック面はアニメ系比較で書いた通り、ソフビ製ヘッド+TPEボディ、サイズは65〜160cmと幅広く、価格の入口が低い。職人仕上げの受注生産で製作に15〜30日かかるので、納期は余裕を見ておくこと。
ルート③後付けエルフ耳パーツ。安いが、注意点が一番多い
模型・ドール用品のショップでは、ソフビ製のエルフ耳パーツが数百〜数千円で売られている。手持ちのドールをエルフ化できる一番安いルートだが、俺は素材の目線からいくつか注意しておきたい。
- 接着が前提のパーツが多い。TPEヘッドは油分がにじむ素材なので、接着剤が定着しにくく、素材を傷めるリスクもある。やるなら目立たない箇所で試してから
- もともと1/3ドール(球体関節人形)用に作られたパーツもあり、等身大ヘッドにはサイズが合わないことがある。対応サイズは必ず確認
- 仕上がりは「コスプレ感」になる。造形一体型の自然さは出ない。イベント的に楽しむ用途と割り切るのが正解
ファンタジー系ならではの注意点
- 濃色衣装の色移りリスクが通常より高い。ファンタジー衣装は黒・紫・深紅など濃色が多く、TPEボディは色移りすると落ちない。着せる前に一度洗う・長時間着せっぱなしにしない・淡色のインナーを挟む、の3点はこのジャンルでは必須と思っていい
- 角・耳は引っかけ事故のもと。移動や着替えのとき、突起部分をぶつけたり衣装に引っかけたりしやすい。ヘッドを持って作業しない・着替えは耳と角の位置を意識する
- 「画像と同じか」の確認はこのジャンルこそ重要。メイクや耳・角の造形は個体差が出やすい。出荷前に実物写真を確認できる店(Yourdollの評判と仕組みはここで検証した)を選ぶ意味が、リアル系以上に大きい
よくある質問
エルフ耳のドールは特注品ですか。納期は長くなりますか。
特注ではなく、各メーカーの標準ラインナップにあるヘッドの一種。納期は通常のドールと同じ受注生産ベース(2週間〜1ヶ月半程度)で、エルフ耳だから特別遅くなるわけではない。
サキュバス系の角は取り外せますか。
モデルによって造形一体型と着脱式がある。商品ページの記載を確認し、書いていなければ注文前に店へ問い合わせる。着脱式は保管が楽な反面、紛失に注意。
ファンタジー系は飽きませんか。普通の顔にすべきか迷います。
これは正直、好みの世界。ただ「毎日見て嬉しい顔」を基準にするのはリアル系と同じで、迷うなら耳が主張しすぎないエルフ系から入ると振れ幅が小さい。ウィッグで耳を隠せるモデルなら、気分で切り替えもできる。
衣装はどこで買えばいいですか。
MOZUのように衣装付属のブランドもあるが、基本はドールのサイズ(身長・バスト)に合わせてコスプレ衣装やドール服から探す。繰り返しになるが、濃色は色移り対策をしてから着せること。
魔族人形のMOZUをもっと深く知りたい人はMOZU DOLLの評判記事へ。買う前にサイズと重さの現実だけはサイズの記事で確認しておいてくれ。
まとめ。まず「造形一体型か、後付けか」を決める
整理する。エルフ耳が欲しいなら造形一体型のヘッドが王道で、主要メーカーに選択肢は十分ある。魔族・サキュバス系ならMOZU DOLLが本丸。後付けパーツは安いが、接着とサイズの問題がある応急ルート。
そして素材の宿題(TPEのケア・濃色の色移り・保管)はファンタジー系でも変わらずついてくる。むしろ衣装が濃色に寄るぶん、シビアだ。世界観は非日常でも、手入れは日常。そこさえ覚悟すれば、このジャンルは選択肢も入口価格も、思っているより開かれている。
エルフも魔族も、実物のラインナップから探してみる
